友達に擦られただけで足先の冷えが取れた!
始まり
友人のT君からの電話が始まりです。
「前立腺がんの腫瘍マーカーが高くなってしまった!」
「鍼で治らないだろうか?」
と言うのです。
しかし、ガンなんて鍼灸師の自分の手に負える病気ではありません。ちゃんと病院で診てもらうように言いました。
ところがそのT君が数日後、オルゴンリングを持ってうちの治療院に来たんです。何でもお兄さんが「オルゴンと言う凄いものがあるよ!」教えてくれたとかで、近くでオルゴン療法が受けられるところはないかと聞いて、滋賀県まで治療を受けに行ったと言うんです。しかも、施療用リングと男性用リングを買ったと言います。
「そんなんホンマに効くのん?騙されているんやないの?」と言ったんですが、治療法も教わってきたと言うT君は、「いっぺんやってみるから、ベッドに寝てみい。物凄く痛いで」と脅すんです。(笑い)
そうしたら、それが物凄く痛くて。(悲鳴)
「何してくれてるねん!」と思わず起き上がって、足元を見たほどでした。
ところがその日の夜、お風呂に入ってビックリしました。私は数年前から、エアコンの中で仕事をすると足が冷えてしまい、夏でも厚手の靴下とスパッツを履いて仕事をしていました。血行障害を起こしていたのでしょう、お風呂に入っても、足首から先だけは水風呂に入っているようで、まったく温かさを感じませんでした。
でもこの日は、足先からお湯がしみ込んでくるような感覚で、久しぶりにお風呂が温かく、気持ちよく感じられたのです。
「何これ? もしかしてオルゴンリングで足を擦られたから?」
と、翌日に開発者の越野先生の本を買って読みました。すると、ガンが治った話やホンマかいなと言うことばかり書いてあるではありませんか。これは自分の体で実験するしかないと思い、早速施療用リングとリングの使い方が分かるDVDを買い、毎日足の末梢施療をするようにしました。するとどんどん足は温かくなるし、体の調子が良くなってきたのです。
そして一月ほど経ったある日、歩くことがとても楽になっていることに気がつきました。一日の仕事が終わって帰る時は、どうしても足取りも重くしんどかったのですが、スッスッと歩けるのです。姿勢も良くなった感じがしました。
実は以前にも、この感覚は経験したことがありました。易行ヨーガと言う誰にでも簡単にできるヨーガを番場一雄先生に指導していただいたことがあるのですが、その時も先生に言われるまま呼吸にあわせて身体を動かしているだけなのに、やはり帰り道は、背筋が伸びて足の運びが軽くなり、歩くのが楽しく感じられたのです。その時の感覚を思い出しました。
オルゴンリングで足の末梢を擦ると指が伸びて広がり、足裏感覚のバランスも良くなり、足裏にかかる体重配分が自然と修正され、姿勢も歩き方も良くなるのではないでしょうか。
易行ヨーガ:日本ヨーガ高麗会を主宰されていた番場一雄先生が初めてヨーガを実践される人のために提唱されていた4つの呼吸と5つの体位法からなるヨーガ実践方法。