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「オルゴン療法に目覚めた鍼灸師」
私のオルゴン療法エピソード集です。
Episode100「お伊勢参り」まで公開中!

指先と血圧

一般家庭に給湯設備がなかった昭和の話です。高血圧の母親は、真冬に洗い物をすると血圧が急上昇して胸が苦しくなると言っていました。
これは、寒冷刺激を受けた手の末梢血管が急激に収縮して、抵抗が生まれた結果、血圧が急上昇したからです。

人は、深部の体温が30度以下になると死んでしまいます。命を守るために、体の先端部から血流を遮断して深部の体温を維持しようとするのです。逆に考えれば、指先の血管抵抗をとれば、血圧が下がるということです。井穴に鍼を打ち、点状出血させたり、オルゴンリングで末梢部を擦ることで血圧の変動は押さえられます。

井穴と臓腑(臓器)

現代医学では、腸と脳心臓と腎臓が微細な物質を放出して情報のやり取りをしていることが分かってきています。中医学においては、数千年前に目に見えないと言う物質?によって人体がネットワークされていることに気がついていたのです。その気の出入り口が指先にある井穴です。

経絡と井穴

正経の十二経脈と奇経の任脈と督脈

ブルーが陰経で臓に属し、オレンジが陽経で腑に属します。

陰経は、体表の内側を通り実質臓器に属します。陽経は、体表の外側を通り中空臓器に属します。
経脈の出入り口が井穴

医学的には

井穴のある末梢は、心臓から一番遠い位置にあり寒冷刺激を受けやすく血行障害が起こりやすいところです。また末梢の血液循環障害は、心臓血管系への負担が増えて血圧の上昇、循環器系のトラブルを招きやすくなります。また体温調整の障害となり、低体温症(平熱36度以下)におちいりやすく免疫力の低下が危惧されます。

 

1970年代に医師の浅見鉄男先生が井穴刺絡を研究され、書籍として残されています。

井穴刺絡の効果

主に、属する臓腑の疾患やその経絡の流中(るちゅう・ルートの意)にあたる皮膚や筋肉の異常・コリ・痛みなどに効果があります。
手の井穴
肺経・少商 のどや扁桃腺の痛み、咳など気道の疾患
心包経・中衝 後頚部のコリや痛みや胸が苦しい時
心経・少衝 動悸や息切れや腕の内側の痛み
小腸経・少沢 腕の外側の痛みや肩甲骨まわりの痛みやコリ
三焦経・関衝 アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息などアレルギー疾患や五十肩など肩回りの痛み
大腸経・商陽 風邪の諸症状の改善と首回りの前側のコリと痛み
足の井穴
脾経・隠白 胃の不快感・膨満感など消化器系統の緊張を取る。膝の内側の痛み
肝経・大敦 胸や脇の痛み、肝臓の疾患。膝の内側や鼠径部の痛み
腎経・代替穴 頻尿や前立腺、尿道炎など泌尿器系のトラブル 膝の内側からふくらはぎ痛
膀胱経・至陰 泌尿器系のトラブルと膝の外側からふくらはぎ、腰背中の痛み
胆経・足竅陰 アレルギー症状の緩和と更年期障害など女性特有のお悩み、肩の筋肉の張りやコリ
胃経・児[ 胃もたれ、膨満感など胃の不快感 膝や腿の外側の痛み

 

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